店舗やテナントなどの賃貸借契約を結ぶ場合、ビジネスを始める前に内装工事をおこなうことがあります。
しかし、内装工事の内容や進み方がわからず、必要な費用について不安を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、店舗の内装工事とはどのようなものなのか、工事の流れや費用相場を解説します。
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店舗の内装工事とその施工内容とは?
店舗やテナントなどでおこなわれる内装工事とは、建物の内部に対して実施する工事のことです。
具体的な施工内容として、ボード張り・クロス工事・塗装工事などが挙げられます。
また、店舗での内装工事では、こうしたデザイン面の工事だけでなく、電気・ガス・水道といった設備工事を含むことがほとんどです。
建物の工事には内装工事のほか建築工事がありますが、両者の違いは建物自体を作るかどうかにあります。
建築工事は建物を最初から造るものとなる一方で、内装工事はすでに完成している建物に対しておこなわれる工事です。
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店舗の内装工事の基本的な流れ
内装工事をおこなう際の基本的な流れは、施工業者選びから始まります。
まず、デザイン性のある内装を希望する場合にはデザイン会社などを選び、費用を抑えたい場合には工務店か内装業者を選ぶのが一般的です。
業者を選んだあとは、打ち合わせで要望を伝えイメージ図を作成してもらい、見積もりの提示を受けます。
そのお見積りや工事内容に納得したら契約を結び、実際の内装工事がスタートします。
内装工事が終わったら引き渡しとなりますが、そのあとから不具合があれば、修繕してもらうのが一連の流れです。
ただし、内装工事では施工業者選びや施工内容の決定に時間がかかります。
そのため、物件選びや開店スケジュールを考える際には、内装工事のスケジュールについてもある程度決めておく必要があります。
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店舗の内装工事にかかる費用相場
もともと店舗だった場所を居抜き物件として利用する場合、内装工事の費用相場は坪単価で25万円~45万円です。
一方で、店舗の内装を壊して骨組みだけの状態に戻したスケルトン物件だと、坪単価で40万円~60万円ほどが相場となります。
居抜き物件の場合は、もともとある内装や設備を引き続き活用できることや、工事期間を短縮できることがメリットです。
また、スケルトン物件は、自分好みにゼロから内装を作れるメリットもあります。
このほかに、お店の種類によっても必要となる設備が違うことから、内装工事の費用相場に差が生まれます。
飲食店の居抜き物件では坪単価30万円~60万円、スケルトン物件では坪単価40万円~80万円ほど必要です。
衣料用品店だと、居抜き物件で坪単価25万円~30万円、スケルトン物件で30万円~40万円程度かかります。
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まとめ
店舗の内装工事とは、壁・床・天井や設備などに対しておこなわれる工事です。
内装工事の基本的な流れは、打ち合わせを経て契約し、実際の施工がおこなわれ引き渡しとなります。
また、居抜き物件かスケルトン物件かの違いのほか、お店の種類によっても内装工事費用の相場に差があります。
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